自由の翼?!

シャムきち

2012年07月19日 17:00

最初に断っておきますが長いですw


ツクツク♪テンテンテン♪

はい、ど~も~(^^♪

失笑亭シャムきちでございます~。
いや~、今の世の中は便利ですなぁ。
欲しい情報、見たい動画、聞きたい音楽等々チョコっと検索するとドンドン湧き出てきます。

しかし世の中が便利になるとそれと同じくらい?
いや、それ以上に悪さを企む者などの弊害も出てきますなぁ。

ウチの隣にも最近に塀が出来まして。
これでお互い覗き覗かれしなくてイイなぁと思ったんですがね!
隣のカワイイお姉さんと目を合わせる機会も無くなっちゃって、これじゃラブロマンスも起きやしねぇのですよ!

まさに塀害ですなぁ(笑)


さてさて、江戸のとある長屋に住む熊さんと八っつぁん。
今日は八っつぁんが呼び出されて熊さんの仕事場に来ているようです。


八「よっ!熊さん。なんでぇ昼間っからこんな所に呼び出して?」

熊「おぉ、八っつぁん!少し話があってよ」

八「はは~ん。さては遊びが過ぎて棟梁に追い出されたな?」

熊「馬鹿言うんじゃねえやい!こちとら真面目に汗水垂らしてちゃんと働いてらぁな」

八「おっ?なんでぇ、その言い方だと俺は遊んでるみたいな言い方じゃねぇか!!」

熊「違うってのかい?」

八「違わねェな・・・・」

熊「それ見ろ!」

八「べらんめえ!こちとらチャキチャキの江戸っ子よ!!宵越しの銭は持たねぇよ!!」

熊「八っつぁんよ。せめて昼夜の銭くらいは持っててもイイと思うぜ?」

八「ははっ。こいつぁ、手厳しいや」

熊「そんな事よりよ!八っつぁんに見てもらいたい物があるんだよ」

八「やめてくれよ!熊さんよ!!あんたのこ汚ねぇフンドシなんか見せてどうしようてんだい?」

熊「馬鹿野郎!そんなモンおめえに見せて何になるんでぇ!!」

八「こっちが聞きてえよ!」

熊「相変わらずオメエは早とちりだな!そうじゃなくてこの布の中身よ!」

八「布の中見?」

バサッ

八「なんでぇ、この車輪の付いた木のおもちゃは?」

熊「これは俺が考案して作った乗り物の倍駆(バイク)の「渋ぃ(シービー)」よ!」

八「倍駆?」

熊「おぉ、そうよ。歩きの倍以上を駆けるから倍駆よ!!」

八「本当に乗れんのかい?車輪が一列に付いてるぜ?」

熊「止まってると倒れるが走り出せばしっかりつり合いが取れるんだよ!」

八「は~ん・・・・・で、早いのかい?」

熊「そうさなぁ。例えば歩くと10ヶ月掛かる道なら3ヶ月で渡れるな!」

八「熊さんよ!!そりゃ~おめぇ大変じゃねぇか!?」

熊「何がよ?」

八「たったの3ヶ月じゃ早産じゃねぇか!!」

熊「産道じゃねぇよ!!出産の話なんか全然してねぇぜ、俺ぁ~よ」

八「な、なんだぁ、そうかい。いや~焦った、焦った」

熊「はぁ~・・・。まぁ、いいや。どうだいこれからタンデムでもしねぇかい?」

八「二人乗り出来るのかい?そいつぁ、スゲ~や!!」

熊「いや、と言うよりは一人は前で舵取って・・・」

八「ほう、成程。で、もう一人は?」

熊「もう一人は後ろでこの木札を足で漕ぐと進むって代物なんだよ」

八「あ~、・・・それってタンデムって言うのかい?」

熊「まぁ、小せぇ事は気にするねぇ」

そうして熊さんと八っつぁんは「渋ぃ」に跨り江戸の町を抜けて山を一つ超えたんですなぁ。

八「スゲェぜ、熊さんよ!」

熊「だろう?」

八「ここまでアッと言う間だったなぁ~、気持ちもイイしよ~」

熊「ん?後ろからお武家様が馬に乗ってやってくるな。横によけておくか」

八「おい、熊さんよ。あのお武家様、スゲ~こっちを見てるぜ」

武「お主、なんだその乗り物は?!まさか南蛮渡来の品か?貴様さてはキリシタンだな!!」

熊「いえいえ、滅相もない」

八「誤解です、お武家様!この倍駆の「渋ぃ」はこの熊さんが作った乗り物なんでさぁ」

武「何?お主が作ったのか。そうか、それはすまなかったな。危うく切り捨てにする所であったわ」

熊「は、ははは・・・・ふぅ~、あぶねぇ」

八「お武家様の馬もイイ馬ですね」

武「うむ。見る目があるな。この馬の名は「波麗唾美斗尊(ハーレーダビットソン)」というのだ」

熊「は・・波麗・・・え?」

武「「波麗唾美斗尊」だ。どうだ良い名前であろう?」

八「当て字だらけで・・・今流行りの子供の名前みたいですね!」

武「うん?今なんと申した!!!!」

熊「馬鹿っ!いやっ、素晴らしい名前だと言ったんです」

武「そうであろう、そうであろう。しかしお主の「渋ぃ」も良い名じゃな」

熊「へい、ありがとうございます」

武「そこでじゃ。その倍駆を譲ってくれまいか?殿に献上したいのじゃ」

熊「いや、しかし・・・それだとあっしらが・・・」

武「出来ぬと言うならば仕方ない。やはり日本国に仇名す者として切り捨てに・・・」

八「いや!いやいや、どうぞ、お受け取り下さい」

武「そうか、すまぬな。では後から籠に乗って来る者2人に倍駆の乗り方を教えてやってくれ」

熊&八「へい!喜んで」

こうして熊さんと八っつぁんは後から来た二人のお侍さんに「渋ぃ」の乗り方を教えるとお武家様達はサッサと行ってしまわれたのですなぁ。

八「行っちまったな」

熊「あぁ。そうだ籠屋よ!俺たちを江戸の町まで乗っけてはくれないか?」

籠「へい。3両になります」

熊&八「さ、三両~!?」

籠「へい。この籠は普通のカゴよりゆったりした大きさで尚且つ高級な素材を使ってるんでさぁ」

熊「それにしたって・・・」

籠「この「璃夢仁(リムジン)」に乗るのはそれなりの身分の方だけですから。それじゃ」

熊「あ~、行っちまった・・・」

八「熊さんよ。あれだな」

熊「なんでぇ、八っつぁんよ」

八「倍駆での旅先で何かあるとよ・・・」

熊「おぉ・・・」

八「倍駆じゃなくて倍苦に(倍の苦しみ)なるんだな」


お後がよろしいようで(?) 


この二人の様になりたくなければ
ロードサービスはなるべく入っておいたほうがイイかもしれませんね





ホンダのマークといえば翼ですよね?

それが先日見たら突然変異しておりました(;゚Д゚)!









ちょうとイメージと違ったけどその内にコレが味になるでしょ

僕にとってはフェイズ君は自由の翼って事で


「私は自由よ~~~!!」 byムンクさん





どうですかね?
イイでしょ???

ニャン「う~~ん・・・・」




ニャン「イイんじゃね?・・・・・どっちでも」

シャム「どっちでもって・・・」(-_-;)

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