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2014年10月02日

黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン

はい。
と、いうわけで黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン を見に行きました♪w

お昼過ぎにフェイズ君で胎内市にあるシンクルトン記念館へダッシュ


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


場所は国道7号から黒川病院に向かうと看板があるのでそれに従えばOKです('ω')ノ

黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


シンクルトン記念館とは以前に黒川村郷土資料館の時の話で触れた日本最古の油田『黒川油田』の跡地に建つ記念館です。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン




黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


油田跡地とはいえ、今も油が沸いていますのでかなりガスの臭いがします。


駐車場横にも


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン




黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


まごうことなき油です。


記念館に向かう途中の草むらでも


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン




黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


やっぱり油でゴライアス・・・・・・・( ̄▽ ̄)オッス、おらゴライアス!

・・・・じゃなくて、ございますw


そして当然の事ながら火気厳禁ですので煙草をお吸いになる方は要注意!!


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


早速、入館料300円を払い入館します。

するとカンジのイイおっちゃんが案内してくれるとの事でした。
初めの10分くらいは映画を見せられ、そのあとに館内の展示物を説明しながら回ってくれました。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


この辺りでは昔から油、アスファルト、岩塩が取れたとの事。

古い文献の一文でパンフにも書いてある「越の国より燃ゆる土と、燃ゆる水とを献上する」の燃ゆる土というのがアスファルトで縄文時代には矢じりの接着剤に使用されていたそうな。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


この写真は「かぐま」呼ばれる植物で油を採取している様子です。
油田というと地下に掘り進むイメージがありますがこの辺りの地層は西山層?西川層?どっちだったか忘れましたが(汗)そういう地層で割と地表に近い位置に油が溜まっていたのだそうです。
それが雨で地表が削られ、噴き出したのが黒川油田の始まり。

地表に油が出るのは全国的にも珍しい事で、まぁそんな理由で植物を使うといった変わった採油方法をとっていたみたいです。

黒川村では7月1日に燃水祭が行われ、写真はその祭りの模様を撮ったもの。

祭りは取った油に(採油の義)火起こし機で点火(点火の義)、そして近江神宮からもたらされた砂で荒ぶる火を鎮める(清砂の義)。
最後に近江神宮の天智天皇に献上する様子を再現した献上行列して胎内での祭りは終わりです。

そして7月7日、滋賀県大津市の近江神宮にて行われる燃水祭がその続きになります。
天智天皇に奉納する様子を再現するんだとか。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


これが「かぐま」と黒川油田でとれた原油。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


そんな黒川油田に明治の初期に革命がもたらされました。

それはイギリスの医師、シンクルトンの指導により始められた竪穴井戸です。
ちなみにお分かりかと思いますが記念館の名前はここから来てます。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


これはその井戸の模型です。(異人井戸)
深さは20~30mほどで周りを木枠で囲った為、崩れる事無く安定した採油が可能になりました。

しかしそれなりの深さがある為、当時の作業員は窒息で沢山の方が亡くなられたそうです。

黒川油田が最盛期を迎えたのは昭和初期。
戦争の為に兵隊さんが沢山やってきて機械での発掘が始まり、胎内川沿いには沢山の櫓が立ち並んだそうです。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


これは『燃ゆる土』アスファルト。
火をつけると燃えるそうです(^^;)


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


昭和初期まで使われていたアカシンダイ(灯火具)
こちらも火をつけるとちゃんと燃えるそうです。


こんなカンジで館内を見て回るとお次は外へ移動~テヘッ


外では僕の為に水を撒いてくれてました。
何故、水かというと実はこの記念館の周りの至る所から可燃性のガスが出まくってまして、それを視覚で見せてくれる為に撒いてくれてました♪



ゴッポ、ゴッポいってるのは可燃性のガスが噴出しているからで、そのガスと共に油も出ているそうです。



グツグツ、グツグツいってるのが分かりますか?
これも草の下に水が通っている為にガスの噴出音が絶え間なく聞こえるんです。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


雨の多い梅雨時期に来るとこの辺りの光景はかな~り楽しめるそうですw


このあと、おっちゃんは実際にチャッカマンでガスに火を付ける実験をしてくれました。
安全の為、点けて一秒ほどで消してしまうので写真には撮れませんでしたが一気にボワッと燃えてましたビックリ


場所によっては火をつけるとかなりヤバい事になる場所もあるので一般の人は絶対に真似しないでくださいびっくり

約束ですよ!


さてさて、周りを見れば

黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン




黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


土の色が黒かったり、舗装路が茶色くなってたり、これも油が染みだしているからだそうです。


これにて実験タイムは終了。
このあとは遊歩道を歩きながら今も現存する異人井戸、油坪を見学。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン




黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


ここで先ほど紹介した採油の義が行われます。
今も少量ですが油が湧き続けています。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


ちなみにこの油坪は入りこむと底なし沼状態らしいので大変に危険です(;・∀・)
単独で回る場合はけして遊歩道のコースから外れないようにしましょう!


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


こちらの木は油を吸い上げて腐ってしまったので伐採しそうです。
ですがその横からまた新しい木が生えてきてます。
自然は強いですな~。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


黒い部分が油を吸った跡。


周りの木も根元が真っ黒になっているものが見られ、それらも油が付いたものだそうです。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


そんでお待ちかねの・・・・・・・


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


異人井戸(シンクルトン医師が指導した井戸)です。

中を覗きこむと・・・・・


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン が見えますw

こちらも現在も油が湧き続けています。
周りの木枠は油が付着し、それが防腐剤の役割を果たしているために破損もせず現存しているそうです。

昔にあった黒壁なんかもこの木枠と同じように油を塗り塗りして作ったんだそうな~~。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


こちらは木枠無しのタイプの油井戸です。
木枠が無いためにもう数年すると崩れて無くなるかもねぇ~と寂しそうにおっちゃんが言っておりました。


そんなカンジで遊歩道をおっちゃんと歩いていると(デ、デートとかじゃないんだからねwww)至る所に穴ぼこが開いております。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


こちらの穴ぼこも元は油井戸でしたが危険な為、埋めてしまったそうです。
中には井戸で自殺する方もいらしゃったそうで。。。

こんなカンジでこの辺には50か所ほどの井戸が口を開いているので遊歩道から外れるのはやはり大変危険。
遊歩道を見て回るだけであれば無料でも見れますが大人しく300円払って案内してもらうのが一番ですクラッカー
特に子連れの方は要注意ですよ~。


解説してもらいながらグルグル回る事、一時間。
油田の旅は終了しました。


ってか、一時間も案内してもらって300円ってどんだけ良心会計やねんびっくりとツッコみたくなりましたわw

ヘタな文化財見るより100倍面白かったです( *´艸`)

シャムきち的、超おススメ観光スポットになりました(^^)



お世話になったシンクルトン記念館をあとにして向かった先は道の駅『関川』。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


アユの塩焼き、久しぶりに食べたけど超うまぁ~~~~でした(●´ω`●)


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


お土産に地元野菜のネギと女川ハムの手作りウィンナー(見切り品w)を購入して帰路へダッシュ
帰りは海沿いの道も良かったのですが快走道路の国道290号を選択しました。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


秋ですな~(*´ω`*)


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


色気付いた色付き始めた葉っぱも見られます。


黒くてヌメヌメした・・・・(*ノωノ)イヤン


折角なのでと参拝に寄った菅谷不動尊も冬の準備(三角の雪よけ屋根)準備をしていました。



所要時間  4時間

走行距離  77,7km


楽しい旅でしたハート


最後に
しつこいようですが


シンクルトン記念館の周りは火気厳禁
火をつける実験は一般の方は絶対にやらないで下さい。
大変危険ですし、火災に繋がります。




あっ、そうそう。
山沿いなので熊や猿も出ますのでご注意をw


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この記事へのコメント
オッス!
おら、ダライアス!
……とかって、お魚のシューティングゲームがあった記憶(-.-)

凄いな、重油湧いてるッスか!(゚o゚;
黒くてヌメヌメっていうから、オレが毎朝出すアレかtmwpgjhfじ…(自主規制)
Posted by ぽん at 2014年10月02日 22:05
スマホで見るとポチポチないのね…
後でPCから押しまふ(´д`)
Posted by ぽん at 2014年10月02日 22:08
最近の題名等がそっち系が多いのは気のせいか??

胎内で石油なんて聞いたことも無かったな~
てっきり石油と言えば新津なのかと思ってました。

そうそう。
そこのおばあちゃんが焼いてる鮎美味しいね。
この前初めて食べた。
デカイよね!?
Posted by クレズクレズ at 2014年10月02日 22:53
ぽんさんへ

こんにちは('ω')ノ

お魚のシューティングっすか?!
初耳です!
ダライアス・・・・ダライアス・・・・・Σ(゚Д゚)ハッ!

おこしやす~的な?w(意味不明

朝からヌメってるんですか?www
Posted by シャムきち at 2014年10月02日 23:20
ぽんさんへ

再びこんにちは('ω')ノ

ポチッ?
まだお正月には早いですが頂けるんであれば・・・・・
えっ?ポチ袋じゃない?

失礼しました( *´艸`)テヘッ
Posted by シャムきち at 2014年10月02日 23:22
クレズさんへ

こんにちは('ω')ノ

最近のタイトルですか?
う~~ん、牛乳にアジに近所をプラ~とですよね?
内容でちょこっとは使ってますが(笑)

たしかに新津にもあるっておっちゃんが言ってました!
あと長岡の方にもあるそうです。
ですが地層的には別物で表層で取れるのは黒川だけだそうですよ。
長岡方面のヤツはかなり掘らないと出ないそうです。

地層でいえば岩船沖にある油田は黒川油田と同じ地層で異人井戸と同じく30mほど掘って採油しているとか言ってました(*'▽')

あそこのアユは美味しいですね~♪
実は行ったのは今日で平日は旦那さん(?)がお店に出てました。
大きいけど頭まで食べれちゃいますよね~(*´ω`*)
Posted by シャムきち at 2014年10月02日 23:31
「黒川」という地名もそのあたりから来ているのでしょうね~

しかし・・・火気厳禁・・・1時間、我慢できません(笑)
Posted by T2 at 2014年10月03日 05:31
T2さんへ

こんにちは('ω')ノ

まさしくその通りで染みだした油が川を黒く染めた事から黒川という地名が付いたそうですよ♪

>我慢できません(笑)

喫煙者にとっては死活問題ですね(笑)
Posted by シャムきち at 2014年10月03日 10:13
えぇ〜!越後では昔から重油が取れたんですか〜!もしかして上杉謙信が強かったのも
この油のおかげでしょうか?

黒くてヌメヌメ…

やはりピンクでしっとりの方が良いですね(笑)
Posted by ななパパ at 2014年10月05日 18:52
ななパパさんへ

こんにちは('ω')ノ

灯りの燃料として重宝したみたいです♪
江戸時代中期1800年頃に黒川村が幕府から油の所有権を今の価格で400万ほど出して買ったとか言ってましたね~。
時代が進むとともに油は海外からの輸入に変わり黒川油田の採油は廃れていったそうです。

>やはりピンクでしっとりの方が良いですね(笑)

清純派ですね(笑)
Posted by シャムきち at 2014年10月06日 23:08
油田、夢のある話ですねえ。
新潟県で僅かながらも石油がとれると習った記憶がありますが、掘ったんじゃなくて、自然に湧いてくるとは知りませんでした。かぐまっていう植物ですか、知恵ですねえ。何か活用出来るといいのになあ。しかし一升瓶に入ってると火炎瓶に見えますね・・・
Posted by myconidmyconid at 2014年10月08日 19:07
myconidさんへ

こんにちは('ω')ノ

学校で習ったんですか?
僕は地元(隣の市)だけどツーリングマップルを見るまで
知りませんでした(^^;)

今も油は湧いていますが採油量は微々たるものだそうです。
でも石油資源の乏しい日本で今だに湧き続けているという所にロマンを感じますねぇ(*´ω`)

火炎瓶(笑)
Posted by シャムきち at 2014年10月09日 21:17
 
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