2013年03月25日
『小噺』 春
ツクツク♪テンテンテン♪
はい!失笑亭シャムきちです。
めっきり春の陽気になりましたなぁ~。
それでもまだ寒い日はグッと冷え込みますから
まだまだ油断大敵火がボーボー!欲しがりません勝つまでは!
と、言ったところでしょうか(笑)
まぁ、もう雪こそ降りませんが道路が凍結する日もありますから十分にお気を付けを!
寒くて凍るのは私の噺だけで十分でしょ?(笑)
はい!失笑亭シャムきちです。
めっきり春の陽気になりましたなぁ~。
それでもまだ寒い日はグッと冷え込みますから
まだまだ油断大敵火がボーボー!欲しがりません勝つまでは!
と、言ったところでしょうか(笑)
まぁ、もう雪こそ降りませんが道路が凍結する日もありますから十分にお気を付けを!
寒くて凍るのは私の噺だけで十分でしょ?(笑)
さて、とある兄弟の朝の事。
「う、う~~ん!!はぁ~!いや~眠い・・・・それにしても寒いな。どれどれ今日の天気は?」
ガラッ(窓)
「あ~。。。雪が積もってるよ。どうりで寒いわけだ!しかしまいったな~。これじゃ自転車通勤は無理か。しょうがない兄貴に頼んで車に乗せてもらおう。兄貴!兄貴!」
「(掛けていたサングラスを取りながら振り向きざまに)待たせたな~」
「・・・・・・・朝から懐かしいギャグやらなくていいから!兄貴、悪いけど今日ウチの会社まで送ってくんない?」
「ん?あぁ、いいよ。よし!先に車に乗ってろ。スグに着替えてくるから」
「ありがと」
バンッ!×2(車のドア)
キュルルル・・・ウォン!ドコドコドコ!
「よし!準備OK!・・・・・おい、シートベルトは?」
「ん?あぁ、締めたよ」
「あぁ!!し、〆たってか?!それは昆布でか?お酢でか?どちらにしたってシートベルトなんてものはどんなにしたって美味くねぇぞ?」
「・・・・・朝から疲れる兄貴だね。どこの世界にシートベルトを〆て食う輩がいるんだよ!いいから出してくれ!!」
サッ!(右手)
「毎度♪」
「『毎度♪』じゃないよ!出せって言われて手を出すやつがあるかよ!別にこずかいをやろうってんじゃないんだ!車を出してくれって言ってるんだよ!!」
「なんだよ~。そうならそうと早く言ってくれよ」
「始めからそう言ってるつもりだったけどね・・・・」
ブ~~~~~~ン!
「赤信号かぁ・・・」
フ~~~~ン・・・・・
「そういえばさ?」
「ん?どうした兄貴?」
「お前はいつの間にそんなに偉くなったんだ?」
「・・・・・素っ頓狂な話の次は嫌味か?」
「は?どこが嫌味だって?」
「車で送り迎えでご立派な身分ですねぇって嫌味だろ?その言い方は!」
「そうじゃねえよ。お前さっき『ウチの会社まで送ってくれ』って言っただろ?『ウチの会社』って事はよ?お前、いつの間に経営者になったのかと思ってよ~」
「・・・・・はぁ。兄貴よぉ?ウチの会社ってのは俺の勤めてる会社って意味だろがよ。やっぱり素っ頓狂な話だったか・・・。ほれ青に変わったぞ?出せよ」
サッ!(左手)
「だから出すなって!」
「出せって言ったり出すなって言ったり我儘な弟だなぁ」
「・・・・・・・・・・・・」
ブ~~~~~~~~~ン!
「しっかし兄貴よぉ・・・」
「ん~?なんだ?」
「もう3月だってのにこの寒さだろ~?いったいいつになったら暖かくなるのかねぇ?」
「春までだろ?」
「そんな事は分かってるよ!」
「じゃあ、なんだよ?」
「その春がいつ来るか?って話だよ。俺は春って季節が好きなんだよ。真っ白だった世界がよ?草花が芽吹き、新しい命が育まれて、まるで白いキャンパスの上に絵の具で絵を描くように沢山の色に染まっていくのがイイんだよなぁ~」
「成る程ね~・・・・っと!」
フ~~~~~~~ン・・・・・・
「ん?どうした兄貴?急に車を停めて?」
「着いたぞ」
「は?」
「会社」
「へっ?!おぉ!悪い悪い。どうも兄貴が相手だとつい話に花が咲いて時間を忘れちまう」
「花が?そうか、そうか!そりゃめでたい!どうやら春が来た」
お後がよろしいようで<(_ _)>
「う、う~~ん!!はぁ~!いや~眠い・・・・それにしても寒いな。どれどれ今日の天気は?」
ガラッ(窓)
「あ~。。。雪が積もってるよ。どうりで寒いわけだ!しかしまいったな~。これじゃ自転車通勤は無理か。しょうがない兄貴に頼んで車に乗せてもらおう。兄貴!兄貴!」
「(掛けていたサングラスを取りながら振り向きざまに)待たせたな~」
「・・・・・・・朝から懐かしいギャグやらなくていいから!兄貴、悪いけど今日ウチの会社まで送ってくんない?」
「ん?あぁ、いいよ。よし!先に車に乗ってろ。スグに着替えてくるから」
「ありがと」
バンッ!×2(車のドア)
キュルルル・・・ウォン!ドコドコドコ!
「よし!準備OK!・・・・・おい、シートベルトは?」
「ん?あぁ、締めたよ」
「あぁ!!し、〆たってか?!それは昆布でか?お酢でか?どちらにしたってシートベルトなんてものはどんなにしたって美味くねぇぞ?」
「・・・・・朝から疲れる兄貴だね。どこの世界にシートベルトを〆て食う輩がいるんだよ!いいから出してくれ!!」
サッ!(右手)
「毎度♪」
「『毎度♪』じゃないよ!出せって言われて手を出すやつがあるかよ!別にこずかいをやろうってんじゃないんだ!車を出してくれって言ってるんだよ!!」
「なんだよ~。そうならそうと早く言ってくれよ」
「始めからそう言ってるつもりだったけどね・・・・」
ブ~~~~~~ン!
「赤信号かぁ・・・」
フ~~~~ン・・・・・
「そういえばさ?」
「ん?どうした兄貴?」
「お前はいつの間にそんなに偉くなったんだ?」
「・・・・・素っ頓狂な話の次は嫌味か?」
「は?どこが嫌味だって?」
「車で送り迎えでご立派な身分ですねぇって嫌味だろ?その言い方は!」
「そうじゃねえよ。お前さっき『ウチの会社まで送ってくれ』って言っただろ?『ウチの会社』って事はよ?お前、いつの間に経営者になったのかと思ってよ~」
「・・・・・はぁ。兄貴よぉ?ウチの会社ってのは俺の勤めてる会社って意味だろがよ。やっぱり素っ頓狂な話だったか・・・。ほれ青に変わったぞ?出せよ」
サッ!(左手)
「だから出すなって!」
「出せって言ったり出すなって言ったり我儘な弟だなぁ」
「・・・・・・・・・・・・」
ブ~~~~~~~~~ン!
「しっかし兄貴よぉ・・・」
「ん~?なんだ?」
「もう3月だってのにこの寒さだろ~?いったいいつになったら暖かくなるのかねぇ?」
「春までだろ?」
「そんな事は分かってるよ!」
「じゃあ、なんだよ?」
「その春がいつ来るか?って話だよ。俺は春って季節が好きなんだよ。真っ白だった世界がよ?草花が芽吹き、新しい命が育まれて、まるで白いキャンパスの上に絵の具で絵を描くように沢山の色に染まっていくのがイイんだよなぁ~」
「成る程ね~・・・・っと!」
フ~~~~~~~ン・・・・・・
「ん?どうした兄貴?急に車を停めて?」
「着いたぞ」
「は?」
「会社」
「へっ?!おぉ!悪い悪い。どうも兄貴が相手だとつい話に花が咲いて時間を忘れちまう」
「花が?そうか、そうか!そりゃめでたい!どうやら春が来た」
お後がよろしいようで<(_ _)>
Posted by シャムきち at 20:57│Comments(2)
│小噺
この記事へのコメント
さわやかなオチでしたね~!
こういうのは時事ネタっぽくて
私も好きです。
桜も満開して来ましたし
春よ来い、早く来いってな感じです。
こういうのは時事ネタっぽくて
私も好きです。
桜も満開して来ましたし
春よ来い、早く来いってな感じです。
Posted by ななパパ at 2013年03月26日 21:42
ななパパさんへ
こんにちは(^^)/
ありがとうございま~す♪
いくつか噺を予約投稿しておりますので
またお楽しみ頂ければ幸いです(^^)
そちらでは桜も見頃ですもんね。
こっちも早く咲かないかな~(*^_^*)
こんにちは(^^)/
ありがとうございま~す♪
いくつか噺を予約投稿しておりますので
またお楽しみ頂ければ幸いです(^^)
そちらでは桜も見頃ですもんね。
こっちも早く咲かないかな~(*^_^*)
Posted by シャムきち at 2013年03月27日 19:40