１０年かけてゆっくりと

２０１８年　６月　３日　（日）


空は快晴！

気温はＪＯＪＯ！スタープラチナ！！

・・・・じゃなくて上々！！(笑)

家にあるライトマップル新潟県道路地図。

過去のツーリングの跡を感じられる汚れ具合なのですがその中にすっかり放置していたツーリング。

タイトルにある通りの心の洗濯ツーリング。

目的は越後三十三観音を回って参拝し、縁を楽しもうというものです。

前回、走った胎内市のツーで神社を楽しんだのをきっかけに思い出し、残していた上越周りの６寺を参拝しようと思い立ちました。

そして帰宅後、「今日は幸せな一日だった」とそう思える素敵に一日になったのでした。

ＡＭ９：００　家を出発。

この時間で目的地は上越なので久しぶりに高速道路を活用です♪

新潟西ＩＣから高速ＯＮ

久しぶりの３桁速度で流しながら歌を歌いつつご機嫌快速ツーリング(´▽｀)





ＴＶアニメ「ばくおん」の曲を歌ってたのですが歌詞なんか覚えてないから適当に(笑)

この曲のラストフレーズ「さぁ、確かめに行ってみよう」という歌詞がたまらなく好きです(*´ω｀*)


ご機嫌走行でしたが風圧を嫌ってメットのエアインテークを閉めようとしたら・・・・・




まさかの破損(￣▽￣;)

このメットも３年目？くらいなのでプラスチックが劣化してきてるんですね。

たまに地面に転がしてるのもあるかもですが（汗

まぁ、気落ちしても仕方がないので気にしな～い気にしな～い。

お腹が空いたので栄パーキングで朝ごは～ん




挟んであるウインナーがプリップリで悪くなくてよ～( *´艸｀)オホホホホ

朝食済ませてから再び走り出すと後ろから４～５台のマスツーさんに追い越されたのですが

追い越しながら手を振って挨拶してくれる紳士なライダーさん達にほっこり(●´ω｀●)

さすがに僕には高速で手を振り返す余裕はありませんので精一杯の会釈で返事

イイですね～。

最高ですね～。

こういう触れ合い♪


ＡＭ１１：００　柿崎ＩＣに到着。

ここから少し新潟方面に戻り三番札所　大泉寺を目指します。

地図には大清水観音堂とデカデカと掛かれているので国道８号沿いにある目立つお寺かな？と勝手に想像していたのですが途中に見つけた看板に従って細い山道へ入ったかと思えば結構な急勾配(^^;)

しかも意外に登るな～(;^_^A

１ｋｍ以上走った所で到着。

なんでも高さは海抜２００ｍだそうです。




法事か何かをやっていたらしく車が数台止まっていました。




第三番札所　東山　大泉寺　（真言宗　豊山派）
（とうざん　だいせんじ）

ご本尊　千手観世音菩薩

御詠歌　「みなかみを　たずねのぼりて　大清水　つきぬめぐみの　流れとぞ思う」


朱鳥元年（六八六）持統天皇の勅願により泰澄大師が観世音を刻まれて御堂建立。
お前立の観世音は上杉謙信の父である長尾為景の寄進である。
本尊観世音は身代わり観音とも称され多くの人々の信仰を集めている。
現在の御堂は上杉家の寄進で永禄二年（一五五九）再建されたもので、県内最初の国宝建造物と指定され現在は重要文化財。
その格調高い手法は斯界に驚嘆されている。
堂内丸柱中一本の萩の柱は日本一の萩の柱と確認されている。
海抜二〇〇ｍの山頂に位し幽玄なる仙境眼下に見下ろす眺望はまさに絶景である。



合掌　(。-`ω-)人




日本一の太さを誇る萩の柱。




堂内から観音様の視線の先には説明文通りで「眼下に見下ろす眺望は絶景」でした。








新潟の名水発見！！って・・・・・・なんか見た事あるなぁ。。。

写真には無いですが仁王門もなんか見た事あるなぁ。。。

あっ！思い出した！！

僕にとって初めてのマスツーである名水ツーの時に来たお寺だココ！！

そんでここでお寺周りに興味持ったんだったΣ(ﾟДﾟ)ハッ！

思いもよらない偶然・・・・まぁ、必然なんだけど、こうして一人地図を片手に走ってみると過去の自分が確かにそこかしこに存在するという事がなんだか不思議であり、懐かしくもあり、新しい発見でもありで面白いもんだなぁとしみじみ思う。

観音堂を離れて辺りを散策していると観音堂の扉が閉められる。。。

どうも今日は法事で住職が来ていただけで普段は無人なのかも知れません。

見て見ると丁度、法事が終わったらしく住職含め皆さんそれぞれの車に乗り込んでました。

という事は今日この日このタイミングで訪ねて観音堂をゆっくり見られたのは偶然だったのでしょう。


なんだ今日は！

出来すぎでしょ！！


縁、ですね(*´ω｀*)


見学を終え次のお寺である四番札所　妙智寺を目指します。

国道８号線をそのまま新潟方面に向けて走り鯨波のちょい手前にありました。








山門脇の池（干上がってましたがｗ）には菖蒲の花が見頃を迎えてました。








山門にまさかの英語表記・・・・時代ですね。




第四番札所　普門山　妙智寺　（曹洞宗）
（ふもんざん　みょうちじ）

ご本尊　正観世音菩薩

御詠歌　「鯨なる　波のほとりに　あとたれて　ふかき誓いの　ほどぞしらるる」


春日山の城主上杉謙信の伯母に小少将（こしょうしょう）の姫という人がいた。
嫁いで間もなく夫に先立たれ、深く世の無常を感じた小少将は、小前沢というところに小さな庵を結んで、行基菩薩御作と伝えられる観世音を念じながら暮らした。
小少将が無くなって、戒名を慈照院光室妙智大姉というところから、この寺を妙智寺というようになった。


合掌　(。-`ω-)人



お次のお寺の七番札所　摩尼珠院へ。

移動中、一台のＳＳ系のバイク（確かニンジャだった気がする）が対向車線から来ました。

手を振ってくれたので振り返すとまさかの両手放しで手を振ってくれました＼(◎o◎)／！

僕もそのまま手を振り返すと今度は両手放しのまま手の形を(*‘∀‘)ｂｂグッと変えてくる。

そんな陽気なライダーさんにこちらも嬉しい気持ちに(*´ω｀*)

嬉しかったけど老婆心ながら危ないのでほどほどに～(笑)


いや～、今日は良い日だわ～。

たまらんわ～( *´艸｀)


鯨波から県道７３号を走り新道の信号を過ぎた次の信号を左に曲がり道なりに行き藤橋付近にあります。








第七番札所　医王山　摩尼珠院　（真言宗　豊山派）
（いおうざん　まにしゅいん）

ご本尊　正観世音菩薩

御詠歌　「紫の　雲もたなびく　藤橋に　かけてぞたのむ　二世の願いを」


聖武天皇の頃、およそ一千二百有余年前、一人の六部が摩尼珠院を訪れ、「これは越後藤橋の観世音である」といって、一体の観世音を置くと、いづことも無く立ち去っていった。
それ以来この村には良い事が続くので偏に観世音のおかげであると思い、道端にお堂を立て、観世音を安置した所、あまりにもあらたか故に、馬に乗った武士がこの御堂の前を通ると落馬して怪我をする事が度々起こった。
それで今度は近くの閑静な山の中腹にお堂を立てて安置したら、それからはまた村に平穏が訪れたという。


合掌　(。-`ω-)人


この話は日本昔話とかで聞いた事があります。
このお寺が話のベースになったのかは分かりませんが。


う～ん、それにしても暑い。。。

ジャケットの下は汗だくです(;^_^A

途中の気温計によると現在２７℃と。

熱中症に気を付けねば。

一応、コンビニで塩分と水分はしっかり仕入れておいたので地図を確認しながら
もぐもぐタイムでしっかり体調管理です！

あっ、もちろんリポDもねｗ



さて、この時点でＰＭ１：００ちょい前。

このペースなら明るいうちに帰ってチェーンに油指したりできるな！
とか高を括ってました(￣▽￣;)

でもここからがきつかった。


後半へ続く（キートン山田風にｗ）