１０年かけてゆっくりと

では、新発田の酒蔵の１つ市島酒造のご紹介です。



市島酒造


1598年 - 市島酒造の本家にあたる豪農市島家は越後新発田藩主に任ぜられた溝口秀勝と溝口家に随伴して加賀大聖寺から現在の新発田市近辺に移住した。薬種問屋を営む傍ら回船や酒造、金融で富を蓄え、福島潟の干拓による新田開発で北陸でも屈指の大地主となった。

1790年代 - 初代当主市島秀松が市島家より分家し、酒造業を創業した。

市島酒造の主力商品は、かつては所在地に因んだ『諏訪盛』という銘柄であった。しかし昭和初期に、ドイツ留学から帰った四代目・市島長松の発案により、現在の『王紋』に変更された。
長松が欧州の王家の紋章に感銘を受けたためで、ラベルのデザインも一部商品を除き洋盾型の枠の中に西洋文字風のレタリングで商品名が入る。


以上wikiより。









市島酒造では昔の酒造りの道具や市島家の資料などが展示されていて見学させてくれます。



では行きますよ～


まずは杜氏蔵














これは酒林または杉玉と言って杉の枝葉を球状にあしらったもので酒が出来上がる晩秋から初冬にかけて毎年新しい物と交換するのが習わしで新酒が出来た証です。
杉玉が月日と共に緑から茶色に変化しますが、これは同時に貯蔵してある酒の熟成度を表しています。
昔の人はこの色の変化でその蔵の酒の風味を知る目安にしていたそうです。
























米蒸し用の大釜。

この釜の上にこしき（セイロ）を敷き蒸米を作ったそうです。
ちなみに１１７０L入れ








仕込み樽。

右の大樽は５４００L入れで一升瓶換算すると３０００本分だそうです








槽（ふね）

出来上がった醪（もろみ）を酒袋に入れ、槽の中に並べて蓋をし、油圧器で（昔は石に重りで）圧をかけると濾過された清酒が出てきます。
袋の中には粕が残ります。













歴史を感じさせる時計ですね


















江戸時代、藩の武士が乗った駕籠だそうです。
中の覗くと凄く狭くてチョット驚きでした(;ﾟДﾟ)!











お次は市島蔵

この蔵は元土蔵で梁や柱が太く頑丈な物で出来ていました












上が江戸幕末の着物で、下が大正（右）そして明治（左）の着物です。









この琴は明の皇帝が製作させ、柳ナンチャラという人が「尚古」と名付けた琴で初代の秀松が愛用していた物だそうです。








溝口公が愛用した碁盤。








硯（すずり）。








貝合わせ容器

平安時代の（１１００年頃）貴族社会の遊戯。
３６０個の蛤を両辺に分け２組みの人が対になる貝殻を当てる遊戯だそうです。

けっしてHな意味じゃございません（爆




蔵元展示室
























夢蔵


新潟県内の酒蔵の酒（空瓶）を展示していました。












県内全ての酒蔵の酒という訳では無いですが酒ファンにはたまらないかと・・・


あっ、ちなみに僕呑めませんので、あしからず






県内の蔵元マップ、少し昔の物で

以前は県内に１０２程の酒蔵があったそうですが今は合併ややめてしまった所もあり９０チョットだそうです。



旧仕込み蔵


現在は直売所となってました。












蔵限定の酒もあり、そして







試飲もさせてくれます。

ただし運転者は飲んではいけませんよ



ステキな新潟美人のお姉さんに対応してもらって見学のお礼代わりにお酒を一本買わせてもらいました









月岡にある「市島邸」はこの市島酒造の本家です。


と、言うのを聞いてあっ、な～るほど！と。


こうして話がつながると「面白いなぁ」って思いますね



以上、市島酒造さんからお送りしました！！

スタジオの安藤さんにお返ししま～～す？(゜∀。)






それでは最後に

新発田のうんめもんコーナー


新発田高校近くにあるボン・タケダ







昔からある美味しいパン屋として有名ですが

それだけじゃなく平成４年に斎藤製粉、県食品研究所との３人４脚で世界で初めて米粉１００％のパン「ライブレ」（ライスブレッドの略）の製品化に成功し県知事賞、農林大臣賞を受賞したお店でもあります。

アレルギーのある子にも美味しく食べてもらいたいと言う願いがこもったパンなのです(^^♪


と言っても、僕も初めて来たんですけどね(ﾉ∀`)テヘッ



そんでこれがライブレです。






このパン、食感がスゴイです。
このモチモチ感はもはや正真正銘の餅ですわ

一緒に買ったサラダパンもサラダがタップリだし、ハムときゅうりもケチッてないし、なんと言ってもコッペパンが美味い

バイクに乗れるようになったらたまに顔出そうと心に誓いました(´∀｀*)





長々読んでくれた方のために

甘味のコーナー

えっ？

これ以上読ませるのかって？

ここまで来たら最後までお付き合いくださいw


新潟名物　蒸気パン（ぽっぽ焼き）







ぽっぽ焼きの方が名前が通ってますが、発祥地の新発田では蒸気パンと言います。

蒸気パンという名前ですが蒸し焼きにしているわけではないのです。

焼くときのラジエーターから出る蒸気を指しているそうです。

県内では縁日のお土産の定番です



黒糖をしっかり使わないと美味しくないのですがここをケチッてるお店もチラホラと。

食べてみなければ分からないというのがなかなか憎い所ですなぁ



今回買ったのはコモタウンのピオ２１前でやっている屋台です。





長年やってらっしゃる方でしっかりした美味しいものを作ってますよ(´▽｀)ウマァ～