2013年03月28日
『小噺』 猫の名前
ツクツク♪テンテンテン♪
はい、失笑亭シャムきちでございます。
え~、動物と言うのは可愛いものでございます。
犬、鳥、兎とまぁ色々ありますが私はやはり猫が好きですなぁ。
中には「猫は懐かないから~」なんて方もいるかも知れませんが猫もちゃんと懐きます。
ただ気が向いた時に甘えに来て、気が向かない時はこちらがいくら声を掛けてもそっぽを向いてるなんて事はよくある事でございます。
まぁ、個人的にはそのくらいの距離感が心地好くもあり、もどかしくもあり絶妙なバランスを保っていて好きなんですがね。
猫と言う名前は「良く寝る子」で「寝子」=「猫」だそうです。
名は体を現すといったところでしょうか?
と言う事は私の名前はなんでございましょうかな?
『失笑亭シャムきち』
あぁ!成る程!
思わず噴出してしまうほどにどうやら私は猫が好き(笑)
はい、失笑亭シャムきちでございます。
え~、動物と言うのは可愛いものでございます。
犬、鳥、兎とまぁ色々ありますが私はやはり猫が好きですなぁ。
中には「猫は懐かないから~」なんて方もいるかも知れませんが猫もちゃんと懐きます。
ただ気が向いた時に甘えに来て、気が向かない時はこちらがいくら声を掛けてもそっぽを向いてるなんて事はよくある事でございます。
まぁ、個人的にはそのくらいの距離感が心地好くもあり、もどかしくもあり絶妙なバランスを保っていて好きなんですがね。
猫と言う名前は「良く寝る子」で「寝子」=「猫」だそうです。
名は体を現すといったところでしょうか?
と言う事は私の名前はなんでございましょうかな?
『失笑亭シャムきち』
あぁ!成る程!
思わず噴出してしまうほどにどうやら私は猫が好き(笑)
「どうも遅れてすいません」
「いや、いいんだ」
「それで俺になんの何用ですか?」
「うん。実はな3軒先に住む夏目とか言う人間の事なんだが・・・・」
「あぁ!あいつですか!あいつこの辺りの猫仲間全員に嫌われてるんですよ!」
「そう!その件なんだよ」
「と、申しますと?」
「あの男は人間相手にはご機嫌取りが上手いがその分日頃の鬱憤晴らしとばかりに俺達猫をいじめるだろ?そこでな?あいつに目に物見せてやろうかと思ってこの界隈じゃ無敵の喧嘩屋のお前さんを呼んだんだよ」
「なるほど。いや面白そうですね!この町一番の老猫のあなたの頭脳と俺の喧嘩殺法があればあの野郎をギャフンと言わせられますよ」
「うん。そうだな!それにお前さん・・・・あ~、折角同志になったんだ名前を教えてくれないか?」
「名前?」
「そう名前。飼い猫のお前さんはちゃんとご主人に名前を貰っているんだろ?」
「あぁ!名前ね!俺の名前は・・・・・猫です」
「猫?!な、名前が猫なのか?」
「えぇ。いつもご主人は猫と呼びます」
「猫に猫って名前を付けるとはお前の主人のセンスを疑うなぁ」
「疑うって・・・ご主人は上物の扇子を使ってますけど?」
「その扇子じゃないよ!まぁ、いいか。あぁ、しまった!猫に名前を聞くときはまず自分から名乗るのが筋だったな」
「あなたも飼い猫ですもんね。なんてお名前で?」
「勘助だ」
「勘助?」
「そう!かの戦国武将『武田信玄』に仕えた軍師『山本勘助』から貰った名だ」
「『山本勘助』本人からですか?!そりゃスゲ~や!」
「そういう意味の貰ったではない。ご主人が山本勘助にあやかって付けてくれた名だよ」
「あっ!それなら俺も戦国武将の名を名乗ってみようかな?」
「ほぉ!誰にするね?」
「そうさなぁ・・・越後の虎『上杉謙信』にちなんで謙信なんてどうでしょう?」
「それじゃ私の敵方になるじゃないか。なんでまた上杉謙信を選んだんだね?」
「えぇ。俺は「またたび」をやると猫が変わると言われていますもんで」
「そっちの虎か・・・こりゃお前さんとは「またたび」はやれないね」
「ははは、さぁ盛り上がってきたところでそろそろ行きますか!」
「いや待ってくれ。実はもう一匹声を掛けてあるんだ・・・あ~、来た来た!」
「お待たせしました」
「勘助さん、この方は?あまり見ない顔ですが」
「うん、最近この界隈に流れてきた野良猫だ」
「へ~・・・俺のテリトリーに?俺の許可もなく?兄ちゃんイイ度胸してるじゃ・・・」
「おいおい!やめなさい!これからは夏目退治の同志なんだから」
「あぁ・・・そっか同志か。悪い悪いつい癖でよ!許してくれや」
「いえ。流れをやってるといつもの事ですから気にしていません」
「まず自己紹介だな。こちらは勘助さん、で俺が謙信だ。お前の名前はなんだい?あちこち流れて来た中で何かしらの名前で呼ばれてただろ?」
「名前ですか?残念ですが・・・私は猫である。名前はまだ無い」
お後がよろしいようで<(_ _)>
分かって頂けたと思いますが一応補足。
オチは「我輩は猫である」の冒頭ですw
「いや、いいんだ」
「それで俺になんの何用ですか?」
「うん。実はな3軒先に住む夏目とか言う人間の事なんだが・・・・」
「あぁ!あいつですか!あいつこの辺りの猫仲間全員に嫌われてるんですよ!」
「そう!その件なんだよ」
「と、申しますと?」
「あの男は人間相手にはご機嫌取りが上手いがその分日頃の鬱憤晴らしとばかりに俺達猫をいじめるだろ?そこでな?あいつに目に物見せてやろうかと思ってこの界隈じゃ無敵の喧嘩屋のお前さんを呼んだんだよ」
「なるほど。いや面白そうですね!この町一番の老猫のあなたの頭脳と俺の喧嘩殺法があればあの野郎をギャフンと言わせられますよ」
「うん。そうだな!それにお前さん・・・・あ~、折角同志になったんだ名前を教えてくれないか?」
「名前?」
「そう名前。飼い猫のお前さんはちゃんとご主人に名前を貰っているんだろ?」
「あぁ!名前ね!俺の名前は・・・・・猫です」
「猫?!な、名前が猫なのか?」
「えぇ。いつもご主人は猫と呼びます」
「猫に猫って名前を付けるとはお前の主人のセンスを疑うなぁ」
「疑うって・・・ご主人は上物の扇子を使ってますけど?」
「その扇子じゃないよ!まぁ、いいか。あぁ、しまった!猫に名前を聞くときはまず自分から名乗るのが筋だったな」
「あなたも飼い猫ですもんね。なんてお名前で?」
「勘助だ」
「勘助?」
「そう!かの戦国武将『武田信玄』に仕えた軍師『山本勘助』から貰った名だ」
「『山本勘助』本人からですか?!そりゃスゲ~や!」
「そういう意味の貰ったではない。ご主人が山本勘助にあやかって付けてくれた名だよ」
「あっ!それなら俺も戦国武将の名を名乗ってみようかな?」
「ほぉ!誰にするね?」
「そうさなぁ・・・越後の虎『上杉謙信』にちなんで謙信なんてどうでしょう?」
「それじゃ私の敵方になるじゃないか。なんでまた上杉謙信を選んだんだね?」
「えぇ。俺は「またたび」をやると猫が変わると言われていますもんで」
「そっちの虎か・・・こりゃお前さんとは「またたび」はやれないね」
「ははは、さぁ盛り上がってきたところでそろそろ行きますか!」
「いや待ってくれ。実はもう一匹声を掛けてあるんだ・・・あ~、来た来た!」
「お待たせしました」
「勘助さん、この方は?あまり見ない顔ですが」
「うん、最近この界隈に流れてきた野良猫だ」
「へ~・・・俺のテリトリーに?俺の許可もなく?兄ちゃんイイ度胸してるじゃ・・・」
「おいおい!やめなさい!これからは夏目退治の同志なんだから」
「あぁ・・・そっか同志か。悪い悪いつい癖でよ!許してくれや」
「いえ。流れをやってるといつもの事ですから気にしていません」
「まず自己紹介だな。こちらは勘助さん、で俺が謙信だ。お前の名前はなんだい?あちこち流れて来た中で何かしらの名前で呼ばれてただろ?」
「名前ですか?残念ですが・・・私は猫である。名前はまだ無い」
お後がよろしいようで<(_ _)>
分かって頂けたと思いますが一応補足。
オチは「我輩は猫である」の冒頭ですw
Posted by シャムきち at 17:00│Comments(2)
│小噺
この記事へのコメント
途中までの流れはナイスでしたが、最後のオチが取って付けた感がw
そういや昔はシャム猫見ると高級家庭のイメージがあったけど、最近はシャム猫すら見かけないですよね?
猫って、あまり弄る人は好きじゃないんですよね。
大概自分は猫に嫌われますw 弄りすぎてw
飼い猫とかだと、弄り過ぎて気が荒くなったりしますw ふーっ!(爆)
そういや昔はシャム猫見ると高級家庭のイメージがあったけど、最近はシャム猫すら見かけないですよね?
猫って、あまり弄る人は好きじゃないんですよね。
大概自分は猫に嫌われますw 弄りすぎてw
飼い猫とかだと、弄り過ぎて気が荒くなったりしますw ふーっ!(爆)
Posted by ぽん at 2013年03月30日 05:11
ぽんさんへ
こんにちは(^^)/
取って付けた?
じゃあ便利じゃないですか~♪
取っ手をつけるととっても便利~w
本物のシャム猫って見た事ないですね~。
昔、家で飼っていたニャンコがシャム猫っぽい毛色のニャンコでしたが・・・。
見かけないのは多分流行り廃りのせいなのでしょうね(ーー;)
気が荒くなるって・・・一体どんだけ弄り倒すんですかw
こんにちは(^^)/
取って付けた?
じゃあ便利じゃないですか~♪
取っ手をつけるととっても便利~w
本物のシャム猫って見た事ないですね~。
昔、家で飼っていたニャンコがシャム猫っぽい毛色のニャンコでしたが・・・。
見かけないのは多分流行り廃りのせいなのでしょうね(ーー;)
気が荒くなるって・・・一体どんだけ弄り倒すんですかw
Posted by シャムきち at 2013年03月30日 21:03